しみ治療 (治療結果には個人差がありますので、都度ご相談しております)
日光性色素斑にQスイッチルビーレーザー
ルビーレーザーはメラニン色素に吸収される波長694nmを照射することができます。Qスイッチとは、40ナノ秒という超短時間だけ単波長のレーザーを照射することです。真皮内のメラニン色素が分布する深さまで通りやすいレーザー光になります。反面、炎症が起こる場合があり、ぶり返し(炎症後色素沈着)に対するアフタケアが必要になります。1回で改善する方もいらっしゃいますが、2,3回レーザーを照射する場合や半年から1年の間アフタケアクリームを塗布する必要もあります。
丸い大きなしみを除去したい方にお勧め
Qスイッチとは、40ナノ秒という超短時間だけ単波長のレーザーを照射することです。真皮内のメラニン色素が分布する深さまで通りやすいレーザー光になります。
ルビーレーザーはメラニン色素に吸収される波長694nmを照射することができます。
痛みがありますので、照射前に麻酔クリームを30分塗布してからの施術になります。
濃いかさぶたで1週間おおわれます。1週間前後で取れ始めて、薄くなってきます。
★New★ぶり返しが心配な方、費用が負担に思われる方には、光治療の方をお勧めしています。光治療でもある程度薄くなることがわかってきたためです。
施術後の赤みから、しみのぶり返し
Qスイッチレーザーは、真皮の深い部分まで到達するため、メラニン色素が脱落しやすい反面、炎症が起こりやすくなり、かさぶたが取れた時点で赤みが出る場合があります。赤みは炎症によるものです。その後、大抵の場合、いわゆるしみのぶり返し(炎症後色素沈着)が生じます。一旦、丸いしみが消えたと思っても、ぶり返す場合がありますので、ご了承ください。
この場合は、日焼け止めやアフタケアクリーム(ルミキシルやトレチノインクリーム)をあきらめずに塗布していると、半年前後すると、再び薄くなってくることが多いです。このようなしみの治療経過から、シミを完全になくすことは、時間がかかるなかなか難しいことだと思います。
当院の使用機器の特徴
当院で採用しているQスイッチルビーレーザー(未承認レーザー医療機器)は、レーザー光の形状が四角(4mmと5mm)なので、重ならないように、むらなく照射することができます。反面、丸いしみの外周はくりぬいた保護板を利用して、正常な皮膚に照射しない工夫が必要になります。
費用
当院のQスイッチルビーレーザーは国内未承認機器のため、すべて自由診療になります。費用リストへ
レーザー料
Drレーザー技術料 長径3㎝未満 5,000円
Drレーザー技術料 長径3㎝以上 10,000円
1発ごと1000円 合計照射発数が加算されます。
別途料金
予約料、再診料、麻酔料、シール代など
その他
太田母斑や異所性蒙古斑、外傷性刺青など保険適応がある疾患は、医療機器承認を受けたQスイッチレーザーがあるクリニックを受診ください。
ただし、保険はどんなに小さくても最低1万円はかかりますので、小さい場合は当院の方がリーズナブルかもしれません。
適応疾患
- 日光性色素斑
- 1,2回の照射が必要です。
- ぶり返しはクリーム塗布で半年から1年で改善。
- そばかす(雀卵斑)
- 光治療(フォトフェイシャル)で治療しています。
- ADM(真皮メラノサイトーシス)
- 3ヶ月毎に3回以上照射する必要あり。
- 一旦濃くなりますので、なかなか難しいです。
- 太田母斑
- 保険診療で対応できるクリニックをご紹介します。
- 異所性蒙古斑
- 保険診療で対応できるクリニックをご紹介します。
- 刺青除去
- 3ヶ月毎に3回以上照射する必要あり。
- アートメーク除去
- 3ヶ月毎に3回以上照射する必要あり。
丸いしみをQスイッチルビーレーザーのみで治療した結果をご紹介します。ほかの治療法とのコンビネーションはしみ治療例をご覧下さい。しみ治療例
症例3
1回のレーザー照射で改善した症例。アフタケアクリームとしてルミキシルを使用しました。
症例2
2回のレーザー照射で改善した症例。アフタケアクリームとしてルミキシルを使用しました。
症例1
1回のレーザー照射で改善した症例。アフタケアクリームとしてルミキシルを使用しました。