毛穴の開き
グリシルグリシン
頬や鼻の横の皮膚にぶつぶつの穴が開いたように見えると、毛穴が開いたと言われます。実際は、毛根のまわりに皮脂腺があり、皮脂に含まれるリノール酸のような不飽和脂肪酸の影響で、毛穴の周りの皮膚角質細胞にカルシウムイオンが異常に流れ込み、角質細胞のイオンバランスが崩れ、スムースに脱落しなくなり、皮膚角質層が厚くなった状態で、毛穴が広がったように見えます。実際の毛穴は広がっていません。目の錯覚で毛穴の周りの皮膚が厚くなって、広がったように見えているのです。
グリシルグリシンは、角質の細胞のイオンバランスを調整することで、細胞を健康な状態に戻して、毛穴の周りの皮膚を薄くすることによって、毛穴の開きを改善する働きがあります。
エレクトロポレーションによるグリシルグリシンの導入
従来はピーリングを行って、皮膚のターンオーバーを早くして、脱落層を早く落とすことで、皮膚を薄くしたり、黒いカーボンを広がった毛穴にすり込んで、レーザーで焼いたりして、角質層を薄くして、毛穴を小さく見えるようにしていましたが、毛穴や小じわに対してグリシルグリシンも有効性を認めています。
人気の資生堂ナビジョンシリーズのひとつ GGエッセンスは当院でも取り扱っております。