【NEW】 疣贅に対して、デュアルイエローレーザーが効果あることは確かですが、レーザー出力をかなり上げても、1回で消失しないケースを経験したため、現在は疣贅に対して照射しておりません。難治性いぼに対しては、高周波メスによるくりぬき焼灼治療を保険診療で行っています。(2011年2月)
液体窒素やモノクロロ酢酸で治療効果が得られない場合に有効です。自由診療になりますが、デュアルイエローレーザーの黄色モード 511nm で治療します。1回で消失する場合もありますが、難治性いぼの場合は、ヨクイニンの内服を併用しながら、2,3回照射する必要があります。照射には痛みがありますので、麻酔クリームを塗布したのち、局所麻酔を注射してから、照射します。
治療中: 表皮層から真皮層が焦げて臭くなるため、煙を吸引しながら、照射します。
治療直後:表皮層から真皮層が焦げて、白色から茶色に変色します。
数日後:皮下に内出血を生じることがあります。表皮が再生してきて、1,2週間でかさぶたが浮いて脱落すれば、治療は完了です。
かさぶたが落ちない場合、中心部が深いため、いぼの組織が残っている可能性が高くなります。局麻後に液体窒素や再照射で対応しています。