しみ治療 (治療結果には個人差がありますので、都度ご相談しております)
そばかす(雀卵斑)に光治療(フォト)
真皮の比較的浅い部分にメラニン色素がある場合、フォトが有効です。メラニン色素の分布の深さは一定ではないので、効きやすい方と効きにくい方に分かれます。3回照射して、効果が出ない方は、レーザーをお勧めする場合があります。
たくさんある細かいそばかすを除去したい方に最適
最初は、メラニン色素がたくさんあるので、痛みがあります。ごま粒状のかさぶたができますが、1-2週間で取れて、薄くなってきます。1カ月に一度照射します。回数を重ねると、かさぶたができなくなり、毛穴や小じわにも効果がでてきます。
最近では、日光性色素斑でも強く照射すると効果があることがわかり、治療の選択肢の一つになっています。コストパフォーマンスがかなり良いので、まず光治療をお勧めしています。2㎝大の日光性色素斑がレーザーだと15000円前後かかるところが、光治療だと1回3000円程度です。1カ月に1回照射します。3回で完全に取れない場合は、あとでレーザー治療が必要になる可能性がありますが、初期費用を抑えることができます。
注意点
1.真皮表層の浅い部分に分布するメラニン色素に有効ですが、深い部分に分布するメラニン色素には反応が弱くなり、取れにくいです。
2.隠れ肝斑があると、そばかすは脱落しても、ベース部分が逆に濃くなり、トラネキサム酸の内服や注射による治療が必要になる場合があります。
当院の使用機器の特徴
当院で採用している光治療機器は水に吸収されやすい波長域をフィルターで除去し、茶色のメラニンに吸収されやすい600‐1000nmの光を短時間に2回照射し、表層のメラニンに熱変性を起こさせ、脱落あるいは消失させます。光治療器の中でも、とりわけ7-9ジュールと低エネルギーですが、効果には実績があります。
スタッフコメント
そばかす+日光性色素斑
日光性色素斑とそばかすの両方をフォトで治療しました。
日光性色素斑の部分は強く照射しています。痂皮ができて脱落しました。その後もフォトを繰り返して、そばかすは目立たなくなり、肌艶が増してきました。
1年後には全体的に明るい張りのあるお肌に取り戻されました。アンテラ3Dでもメラニンの茶色と肌の荒れが改善していることがわかりました。
日光性色素斑
日光性色素斑ですが、レーザーではなくて、光で治療しました。
ドーナツ型の色素斑を認めます。通常より光を強く照射しました。1週間でかさぶたが脱落しました。
1回目照射後1カ月、2回目照射 3か月少しぶり返し 4か月
施術中は、ルミキシルをホームケアで1日2回塗布していただきました。